毎日決められたタスクばかりで仕事がつまらない
これ以上ストレスに耐えられない!転職したい…
お金のためではなく、自分の成長のために職業を選びましょう。
収入アップを優先して職業を選択するのはやめましょう。
仕事のスキルを上げることは収入アップに直結しません。
労働と自由は両立します。
成長しているという実感を得ることが重要です。
自己満足で構いません。
迷惑をかけなければ他人の目を気にする必要はありません。
人生をどのように生きるのかは、自分を軸に判断すること。
自分で判断するということは自分で責任を持つこと。
誰も他人の人生に責任を持ちません。
だから自分が判断するしかないのですね。
「ユルい哲学」では哲学を苦手とする筆者ゆうすけが、「自由」・「労働」・「介護」といったテーマについて、哲学初心者なりに分析します。
日ごろ感じる不満や悩みを少しでも晴れやかにできれば幸いです。
今回は「働いて成長して自由になる」をテーマに有益な情報をお伝えします。
気が付けば社会人20年の筆者が、それなりの経験に基づいて得た価値観をお話しします。
「働かされている」という感覚は誰もが経験する
仕事に対する価値観は人それぞれです。
ほぼ全ての人にとって仕事は人生の大半を占めると言ってもよいでしょう。
当たり前ですが、遊ぶ時間よりも仕事をしている時間のほうが長いです。
なぜそれほど仕事に貴重な時間を割かなければならないのか?
かつては「仕事はキツくて耐えるもの」というイメージでした。
わたしもそう教わりました。キツい仕事が正解だと思っていました。
その結果、わたしは「働かされている」という感覚に陥りました。
当然の結果だったかもしれません。
そもそもキツい仕事など引き受けたくないのは当たり前。
「働かされている」感覚は多くの方が経験しているのではないでしょうか。
一方で、体力的にも精神的にも「キツい」仕事を楽しんでいる人もいます。
ご利用者に叩かれたり暴言吐かれたりしても全く平気な介護職がいます。
おむつ交換やバイタルチェック…考える間もないくらい忙しいのに、いつもテキパキ動く看護師がいます。
わたしを含む前者はネガティブ思考、後者はポジティブ思考です。
両者の違いはどこにあるのか?
仕事に対して何を求めているかです。
仕事を楽しんでいる人は、その先にある自分の成長も見据えています。
報酬のために働くのは「二の次」なのかもしれません。
わたしは前者のネガティブ思考に陥った人間ですが、後者ポジティブ思考は報酬よりも自己の成長を重視しているように見えます。
全ての問題は自分の中にある…
自分の考え方次第なのでしょう。
<広告>
<広告>
自分軸で判断する
仕事が辛いと思うこともあるでしょう。
その原因の多くは、人や体制など周囲の環境です。
少しの忍耐は必要かもしれません。
環境の変化を待っても気持ちに変化がなければ、今の職場が「合わない」と判断することができます。
無理やり自分を周囲に合わせる必要はないと思います。
判断するのは自分自身です。
人生をどのように生きるのかは、自分を軸に判断すること。
自分で判断するということは、自分の行動に責任を持つこと。
誰も他人の人生に責任を持ちません。
だから自分が判断するしかないのですね。
<広告>
<広告>
成長を実感できる仕事をする
仕事で自由を実感するには「成長」が必要です。
ここで言う「成長」とは、自分軸で判断した成長です。
他者が設定した基準は関係ありません。
自分が成長しているという「感覚」を得ることができれば十分です。言い換えれば「自己満足感」です。
自分が少しでも成長を実感できれば、その仕事を続けられるのではないでしょうか。
ほんの少し成長できれば良いのです。
毎日コツコツと…
評価は自分でするのが良いでしょう。
周囲の評価は関係ありません。
これが「自分軸で判断する」です。
労働者が自分軸で判断するマネジメントについて、詳しくはこちらをご覧ください。
労働と自由は両立する
わたしはネガティブ思考な人間ですが、本当はポジティブ思考に切り替えたいのです。
決して働くことを否定するわけではありません。
むしろ人生において、大変だけれど、楽しく働く時期があっても良いのでは?と考えます。
ここで問題になるのは、(特に被雇用者であるサラリーマンに言えることですが…)「時間がない」という悩みです。
正社員もパートタイムも時間に応じた賃金が支払われます。
時間を労働に費やした分、給料が発生する仕組みです。
労働に時間を割いてしまうと、当然自由時間が減ります。
できれば、旅行に行ったり、好きな本を読んだり、職場以外の人と交流したり、自分の好きな時間を作りたいもの。
自由には「時間の自由」と「お金の自由」があります。
本章では「時間の自由」について取り上げたいと思います。
「日本人は働きすぎ」ではない
世界から「日本人は働きすぎ」と評価されたのは過去の話でしょうか?
今はメキシコ人がたくさん働いているようです。(2020年OECD調査による)
日本は17か国中7番目に労働時間が長いという結果。
一位を競っても仕方がないのですが、上には上がいます…
わたしが考えるほど、日本人はたくさん働いていないようです。
一方でオランダやデンマーク、スウェーデンなど北欧の国々は労働時間が短いことに注目です。(外部リンク)
https://www.jil.go.jp/kokunai/statistics/databook/2022/06/d2022_T6-01.pdf
(独立行政法人労働政策・研究機構『データブック国際労働比較』2022)
労働時間が短いほうが自由な時間が確保でき、幸福度も上がると言えます。
…かと言って異国の地へ引っ越すのも現実的ではありません。
日本の中で自由に生きることは困難を極めますが、果たして実現は不可能なのでしょうか?
<広告>
バランスよく働く
わたしは労働と自由は両立できると考えます。
その理由は、さまざまな経験により成長を実感できるからです。
ひいては、成長がなければ幸福感を得られないのです。
幸福感を得るために社会の中で自分の存在感を示す…そのために仕事があります。
労働と自由の両立について、ぜひこちらの記事もご覧ください。
幸福感について、こちらの記事もご覧ください。
働きすぎはよくありません。
「過ぎたるは及ばざるが如し」です。
働くことに対して難しく考えることはありません。
時間・内容ともに、仕事は適度に楽しくできるボリュームでOKだと思います。
最近では副業をする方が増えています。
いろいろな働き方ができれば、経験値も上がり視野が広がります。
勤務時間が短くなれば、収入が減ってしまうという指摘もあるかもしれません。
だとしても、収入アップを優先して職業を選択するのはお勧めしません。
仕事のスキルを上げることは収入アップに直結しません。
お金のためではなく、成長のために職業選択をしましょう。
「お金の自由」について、詳しくは別の記事で取り上げたいと思います。
<広告>
まとめ
「仕事はキツくて耐えるもの」ではありません。
仕事を楽しんでいる人は、その先にある自分の成長も見据えています。
ポジティブ思考は報酬よりも自己の成長を重視しています。
全ての問題は自分の中にある…自分の考え方次第です。
少しでも成長を実感できる仕事を選びましょう。
その際、他者による評価ではなく、自分にとって成長できているかを判断しましょう。
労働と自由は両立します。
時間の自由を得るにはバランスが必要です。
時間・内容ともに、仕事は適度に楽しくできるボリュームで十分です。
以上、働く方のモチベーション維持につながれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。